マルチメディア推進フォーラム PART990【オンライン限定】
「SASE(Secure Access Service Edge)~セキュリティとネットワーク機能をクラウドで統合~」
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開催日 | 2025年10月24日(金) 13時00分~16時50分 |
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場所 | オンライン限定 |
受講料 | 52,370円 (消費税込) |
趣旨・論点
●クラウド時代におけるSASEの意義と導入理由●SASE導入の現場で直面する課題と実践的ポイント
●ゼロトラスト環境構築とSASEの成功要因
●SASEの進化と今後の展望
デジタル変革が加速し企業IT環境のクラウド化・分散化が進む中、従来の境界型セキュリティモデルでは、複雑化する脅威や多様な働き方に十分対応できなくなっています。こうした背景から、ネットワーク機能とセキュリティ機能をクラウド上で統合し、ユーザーやデバイスがどこからでも安全かつ効率的に業務リソースへアクセスできる「SASE(Secure Access Service Edge)」が次世代の標準モデルとして注目を集めています。
SASEはSD-WAN、セキュアWebゲートウェイ(SWG)、クラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)、ファイアウォール・アズ・ア・サービス(FWaaS)、ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)など多様な機能を統合し、クラウドネイティブな形で提供されます。この統合により、セキュリティギャップや運用負荷を低減し、場所や端末を問わず一貫したセキュリティポリシーの適用とネットワーク最適化を実現します。
本フォーラムでは、SASE導入の現場で直面する理想と現実、インフラ課題解決のための具体的事例、アカウント管理や自社に必要な機能選定といった実践的なポイントを、現場経験豊富な専門家が解説します。また、世界最大規模のゼロトラスト環境構築の取り組みや、導入・運用時に生じる課題とその対応策、成功事例も共有し、SASEによるセキュリティ強化の本質に迫ります。
さらに、生成AIの活用やサプライチェーン、内部不正対策など、SASEを取り巻く最新技術動向にも焦点を当てます。主要SASE製品(Zscaler、Prisma Access、Netskope等)の特徴的な機能や、今後求められる機能拡張についても具体的に紹介し、SASEが今後どのように進化し、企業のセキュリティ戦略に貢献していくのかを多角的に議論します。
本フォーラムは、クラウド時代に最適なセキュリティとネットワーク統合の実現を目指す企業のIT・セキュリティ担当者、経営層にとって、現場で役立つ知見と将来を見据えた戦略立案のヒントを得る絶好の機会となります。SASEの導入・運用や最新トレンドにについて、第一線の専門家から直接学ぶことができます。
(座長)
東京大学 名誉教授 齊 藤 忠 夫
スケジュール
各講演最後に質疑応答を設けてあります。
- (基調講演)
「クラウド時代におけるネットワークのセキュリティ」 - 東京大学 名誉教授
齊 藤 忠 夫 氏
- 「ゼロトラストから能動的サイバー防御へ ― SASEの戦略的位置づけ」
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●クラウド時代におけるSASEの意義
●ゼロトラストとの関係と制度的背景
●導入現場で共通的に浮上している課題や「期待と現実のギャップ」
●今後の展望と能動的サイバー防御との接点
- 株式会社ラック
事業統括部
二 本 松 哲 也 氏
- 株式会社ラック
(休憩)
- 「世界最大規模のゼロトラスト環境から紐解く、成功の秘訣」
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●ゼロトラストセキュリティ環境の検討から構築・実装・運用までの取り組み
●直面した課題やその対応
●導入事例
- 株式会社NTTデータ
ソリューション事業本部 セキュリティ&ネットワーク事業部
サイバーセキュリティ統括部長
星 野 亮 氏
- 株式会社NTTデータ
(休憩)
- 「SASE時代のセキュリティ設計」
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●実用的で段階的なセキュリティソリューション
●ゼロトラストを前提としたセキュリティ強化の具体的なアプローチ
●導入時支援、導入後の運用も含めたソリューション
- 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
デジタルサービス事業グループ
サイバーセキュリティビジネス企画・推進本部
セキュリティビジネス推進部 ソリューション推進課
課長
萩 原 聡 氏
- 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社