ハイテクノロジー推進研究所

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マルチメディア推進フォーラム PART988【オンライン限定】
「NTNが変える通信の新たなパラダイム (その1)」

メール申込用フォーマット PDFファイル(FAX申込書付き)
開催日2025年10月9日(木) 13時00分~16時30分
場所オンライン限定
受講料53,570円 (消費税込)

趣旨・論点

●日本の宇宙通信政策
●低軌道衛星ビジネスの事業化
●衛星とモバイルネットワーク融合
●新たなサービスや最新技術

低軌道衛星(low earth orbit satellite:LEO)を利用したNTN(Non-Terrestrial Network)通信は、日本国内でもコンシューマ向けの衛星通信サービスが開始され、どんな場所からもインターネットに繋がるインフラとして従来の地上インフラ依存型の通信体系を大きく変えることが期待されています。前回本フォーラムでNTNを特集した時点(2023年夏)では、SpaceX社のStarlinkが日本唯一のコンシューマ向けNTNサービスでしたが、その後各社のNTNサービスが公表され、今年4月にはついにKDDIのスマートフォン向け衛星通信サービスであるau Starlink Directの運用が開始され、NTNとモバイルネットワークの統合が現実のものとなりました。これによりNTNは「緊急時バックアップ」から「日常利用」、更には携帯電話の圏外が無くなる時代へとその役割を大きく進化させようとしています。

また低軌道衛星を利用した通信技術の成熟による価格低下と更なる利用の拡大も期待されるなか、現状は海外ベンダー製品に頼ったサービスが先行していることも事実であり、通信のグローバル化が進む中、信頼性やセキュリティ面も踏まえ将来の日本の衛星通信サービスはどうあるべきかも議論が尽きないところと考えます。

本フォーラムでは、この数年の流れを総括しつつ、日本における今後の宇宙通信政策や国内通信事業者と各社ベンダーによる実用化の取組みについてご紹介頂き、地上ネットワークとの連携における最新動向や日本による衛星コンステレーション構想など、これからのNTNサービスのありかたと今後予想されるユースケース(防災・遠隔地域通信・IoTプラットフォーム連携など)も踏まえ、NTNが社会全体にもたらす変革を考えたいと思います。

(座長)
上智大学 理工学部 客員教授 服 部   武

スケジュール

各講演最後に質疑応答を設けてあります。

(開催趣旨説明)
マルチメディア推進フォーラムモバイル部会
部会長代理
(元・エリクソンジャパンCTO)
藤 岡 雅 宣 氏

「日本の宇宙通信政策の動向」
宇宙通信分野を巡る動向
●宇宙通信分野における総務省の取組
 (宇宙戦略基金事業を通じた技術開発、宇宙天気予報 等)
●低軌道衛星通信に関する動向
●宇宙通信分野の課題と将来の期待

総務省
国際戦略局 宇宙通信政策課
衛星開発推進官
上 野 喬 大 氏

(休憩)

「NTN実現に向けたドコモの取り組み」
●NTN実現に向けたドコモの取り組み
●衛星通信とモバイルネットワークの融合
●HAPS商用化への道のり
●ドコモが考える宇宙衛星通信の未来

株式会社NTTドコモ
ネットワーク本部 ネットワークサービス部
企画担当部長
中 瀬 直 晃 氏

(休憩)

「NTNサービスの現状と今後の展開」
●KDDIの衛星通信の歴史
●Starlinkの活用事例
●au Starlink Direct
●KDDIの宇宙通信の進化構想

KDDI株式会社
コア技術統括本部 技術企画本部
技術企画部 通信プラットフォームグループ
グループリーダー
志 田 裕 紀 氏

フォーラム・セミナーFORUM・SEMINAR

開催決定
開催予定
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    【オンライン限定開催】「SASE(Secure Access Service Edge)~セキュリティとネットワーク機能をクラウドで統合~」
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    【オンライン限定開催】「人口減少時代の経済成長と情報通信技術の役割」
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