マルチメディア推進フォーラム PART986【オンライン限定】
「進化するデータ保護技術:コンフィデンシャルコンピューティング最前線と未来への展望」
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開催日 | 2025年9月24日(水) 13時00分~16時30分 |
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場所 | オンライン限定 |
受講料 | 52,150円 (消費税込) |
趣旨・論点
●コンフィデンシャルコンピューティング、TEEとは●クラウド時代に求められるエンド・ツー・エンドのデータ保護
●ビジネスモデルやユースケース
●今後のコンフィデンシャルコンピューティングの展望と課題
コンフィデンシャルコンピューティングは、これまでの機密保持手段の限界を超え、処理中のデータを強固に保護する次世代のセキュリティ技術です。従来の暗号化ではデータの保存時や転送時の保護は可能でしたが、使用中のデータは攻撃者や不正なアクセスから完全には守れませんでした。この点を克服するために、コンフィデンシャルコンピューティングは注目されています。
この技術の中核にあるのが、データやコードが隔離された安全な環境で処理される仕組みです。具体的には信頼できる実行環境(Trusted Execution Environment、TEE)が設けられ、ここで動作するプログラムは外部のOSやハイパーバイザーから隔離されます。結果として、悪意のあるソフトウェアや物理的な攻撃、内部の不正行為による機密情報へのアクセスや改ざんを防止できます。こうした分離された環境は、従来のセキュリティモデルが担当できなかった使用中データの保護を可能にします。
いまや多くの企業・組織がクラウドサービスを利用し、多種多様なデバイスでデータ連携が行われていますが、こうした環境では外部攻撃や内部リスクに晒されやすく、従来のアクセス制御や暗号化だけでは十分なセキュリティが確保できません。コンフィデンシャルコンピューティングは、処理時のデータを暗号化状態で保持し、その安全な空間内でのみ復号・処理ができることで、クラウド環境や共有基盤の信頼性を大幅に高めます。
また、コンフィデンシャルコンピューティングは金融、医療、政府機関など機密性の高いデータを扱う分野で特に重要視されており、高いプライバシー保護と法規制の遵守を実現します。
そこで本フォーラムでは、TEEの基本概念を取り上げながら、既存のセキュリティ手段の課題と限界、そしてコンフィデンシャルコンピューティングがどのようにしてこれを克服し、システム全体の信頼性を向上させるのかを議論します。ハードウェアに関する詳細な説明に偏らず、技術の本質と実用的価値に焦点を当てることで、参加者の皆様にこの分野の最新動向と将来展望を深く理解していただくことを目指します。
(座長)
東京大学 名誉教授 齊 藤 忠 夫
スケジュール
各講演最後に質疑応答を設けてあります。
- (基調講演)
「データ保護のこれまでと課題」 - 東京大学 名誉教授
齊 藤 忠 夫 氏
- 「インテルが実現する次世代のコンフィデンシャル・コンピューティング」
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●コンフィデンシャル・コンピューティングとは
●TEE(Trusted Execution Environment)技術の仕組みと役割
●機密データに触れずに活用できる分離・暗号化処理のメリット
●今後のコンフィデンシャル・コンピューティングの展望と課題
- インテル株式会社
インダストリー事業本部
シニア・ソリューション・アーキテクト
高 藤 良 史 氏
- インテル株式会社
(休憩)
- 「データガバナンスとPrivacy Enhancing Computation(PEC)の最新動向」
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●暗号化したまま行う計算技術PECの概要と重要性
●秘密計算・TEE・Confidential Computing等の主要技術動向
●匿名加工・差分プライバシーを含む多様なプライバシー保護アプローチ
●クラウド時代に求められるエンド・ツー・エンドのデータ保護と今後の課題
- NTT株式会社
NTT社会情報研究所 社会情報流通研究プロジェクト
人 選 中
- NTT株式会社
(休憩)
- 「コンフィデンシャルコンピューティングが拓く企業のデータセキュリティ戦略」
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●CC市場の現状と企業リスク管理の視点
●規制強化下におけるデータ保護の新潮流
●投資効果(ROI)と導入時のビジネスケース構築
●金融機関や公共分野での成功事例分析
- デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社
マネージングディレクター
三 枝 大 高 氏
- デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社