ハイテクノロジー推進研究所

  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  1. HOME
  2. 業務のご案内
  3. フォーラム・セミナー業務
  4. 今後の開催予定
  5. PART982

マルチメディア推進フォーラム PART982【オンライン限定】
「AIエージェントは一体どのようなものか」

メール申込用フォーマット PDFファイル(FAX申込書付き)
開催日2025年7月25日(金) 13時00分~17時00分
場所オンライン限定
受講料53,100円 (消費税込)

趣旨・論点

●AIエージェントの未来
●人間とAIが共存する新たな働き方
●AIエージェントの具体的なユースケース
●AIエージェント基盤サービスにおける日本企業に適した独自機能

 AI技術の急速な発展により、AIエージェントはビジネス領域で革新的な役割を担う存在として注目されています。従来の生成AIとは異なり、AIエージェントは自律的にタスクを遂行し、多様なリソースを活用して最適な解決策を導き出す高度な知的システムです。その本質的な特徴は、目標達成のために必要なタスクを自律的に判断・実行できる点にあります。
 AIエージェントは「パーソナルエージェント」と「企業エージェント」の2つに分類され、個人のスケジュール管理から企業の業務最適化まで幅広く活用されています。特に、デジタル化とグローバル化が進む現代において、企業の迅速な意思決定と業務効率化に不可欠な存在となっています。。
 ビジネス分野ではカスタマーサポートの自動化やデータ分析、医療分野では診断支援や創薬、金融分野では不正検知や資産運用の最適化に活用されています。さらに、製造業では異常検知や予知保全、物流・小売業では需要予測や在庫管理、教育では個別最適化された学習支援、ロボティクス分野では自律走行車やスマートアシスタントとして実用化が進んでいます。
 また、AIエージェントはウェブ検索、外部API、データベースなどを活用し、能動的にタスクを遂行できる点が特徴です。企業にとっては単なる業務自動化を超え、戦略的意思決定を支援するツールとしての可能性を持っています。
 しかし、AIエージェントには課題も多く、認識や理解の限界、推論・意思決定の難しさ、データのバイアス、新しい情報への適応の遅さが指摘されています。さらに、誤情報の生成(ハルシネーション)、データ漏洩、悪用のリスクも無視できません。実世界との統合においては、物理環境の不確実性や他システムとの連携の難しさも障壁となります。
 こうした課題を克服することで、AIエージェントは企業の生産性と創造性を大きく向上させる可能性を秘めています。AIと人間が協働することで、業務の効率化が進み、人間はより創造的な業務に集中できるようになります。特に「マルチエージェントシステム」の導入により、大規模プロジェクトの自動化と業務効率の飛躍的向上が期待されます。今後の進化によって、さらに複雑で高度な業務の自動化が可能となるでしょう。企業はAIを脅威ではなく協働のパートナーと捉え、戦略的な導入計画とリスク管理を通じてその可能性を最大限に引き出すことが求められます。。
 本フォーラムでは、このようなAIエージェントの現在と未来の姿について、専門家や現場の第一線で活躍する方々にお集まりいただき、議論していただきます。

(座長)
東京大学 大学院 工学系研究科 電気系工学専攻
教授 森 川 博 之

スケジュール

各講演最後に質疑応答を設けてあります。

(開催趣旨説明)
東京大学 大学院
工学系研究科 電気系工学専攻
教授
森 川 博 之 氏
(基調講演)
「AIエージェントの未来」
●AIエージェントとは
●AIエージェントの未来

大阪大学
先導的学際研究機構
教授
栄 藤  稔 氏

「AIエージェントが切り拓く業務自動化と未来共創」
●業務の自律化による生産性向上
●セキュリティ分野におけるAIエージェントの活用
●未来社会に向けたAIエージェントの展望

日本電気株式会社
データサイエンスラボラトリー
所長
花 沢  健 氏

(休憩)

「生成AIアプリケーションを誰でも開発できるAIエージェント基盤サービス」
●SaaS型のAIエージェント基盤サービス「つなぎAIR」
●認証認可(SSO)やロール権限など日本企業に適した独自機能
●出張計画・旅費申請・精算・審査のAIエージェント開発検証

株式会社NTTデータグループ
技術革新統括本部 AI技術部
課長
大 木 環 美 氏

(休憩)

「最新のAIエージェント技術」
●AIエージェントの具体的なユースケース
●業務を自動化するAIエージェントの現在地や将来像
●AIエージェントを始めとしたAI活用やDX推進の企画から効果検証まで協働する「伴走支援サービス」

エムシーディースリー株式会社
取締役AI事業カンパニー長
河 内 伸 学 氏

エムシーディースリー株式会社
AI事業カンパニー
青 木 千 隼 氏

フォーラム・セミナーFORUM・SEMINAR

開催決定
一覧へ 一覧へ