ハイテクノロジー推進研究所

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マルチメディア推進フォーラム PART952【オンライン限定】
「通信障害と社会への影響」

メール申込用フォーマット PDFファイル(FAX申込書付き)
開催日2024年7月3日(水) 13時00分~16時50分
場所オンライン限定
受講料52,150円 (消費税込)

趣旨・論点

●近年の通信障害事例と対策
●技術の進化と通信障害のリスク管理
●社会への影響を考慮した通信障害発生の公表の在り方

通信障害は、通信設備の故障、バグ、誤操作、トラフィック急増、サイバー攻撃などによって引き起こされる。 通信ネットワークは公共サービスとして不可欠であり、障害が発生しても、必要な場面での通信が確保されるようにするために、重要インフラとして位置づけられる。通信ネットワークの障害や故障によって影響を受ける度合いを考慮しながら、政府や通信事業者は、障害対応計画や冗長性の確保、セキュリティ対策などが必要となる。

通信ネットワークの設計において冗長性を確保し、複数の経路や設備を使用することで、単一の障害が全体に与える影響を最小限に抑え、ハードウェアやソフトウェアを適切にメンテナンスし、予防的な措置を講じ、問題が発生する前に障害のリスクを最小限に抑えることが求められる。ネットワーク仮想化、ネットワークスライス、クラウドネイティブ、5Gなどの新しい技術の導入も、通信ネットワークの信頼性向上に有益であり、ネットワークのパフォーマンス、セキュリティ、柔軟性が向上させ。通信ネットワークの信頼性向上に寄与する。

通信ネットワークに依存している社会機能は多岐にわたり、通信ネットワークの障害や故障によって影響を受ける度合いも異なる。医療、緊急通報などの生命や安全に関わる社会機能は、通信ネットワークの障害が即座に深刻な結果をもたらす可能性がある。金融取引、公共交通機関の運行、電力供給の制御システムなどは社会機能の基盤を形成するもので、通信ネットワークの障害が一定の期間続くと、影響が拡大していく。オンラインショッピング、ソーシャルメディア、娯楽サービスなどのエンターテインメントや商業活動に関連するものは、利便性や経済活動に影響を与える可能性がある。

通信障害の社会問題化を防ぐアプローチとしては、従来の技術開発に加えて、社会的影響やリスクを抑制するアプローチや許容できるリスクへの社会的コンセンサス作りに向けたアプローチなどが重要である。本フォーラムでは、最近の通信障害の事例を振り返りながら、通信障害の社会への影響を抑制するための技術面、リスク抑制、リスクに対するコンセンサス作りの観点で議論する。

(座長-総合司会)
東京大学  名誉教授  齊 藤 忠 夫

スケジュール

各講演最後に質疑応答を設けてあります。

(基調講演)「社会インフラとしての通信ネットワークの通信障害」
●社会インフラとしての通信ネットワーク
●通信ネットワークの構造変化の歴史
●通信障害が社会に与える影響

東京大学 名誉教授
齊 藤 忠 夫 氏

「最近の通信障害の発生状況と対策」
●最近の通信障害の発生状況
●総務省における取組
●通信障害発生時の周知・広報

総務省
総合通信基盤局 電気通信事業部
安全・信頼性対策課長
大 塚 康 裕 氏

(休憩)

「通信障害とリスクマネジメント」
●通信ネットワークの構造的変化とリスクの多様化
●機能保証の在り方
●信頼性確保の手法

株式会社インターネットイニシアティブ
取締役 副社長執行役員
谷 脇 康 彦 氏

(休憩)

「通信障害がもたらす社会への影響の抑制」
●昨今の通信障害の傾向
●通信障害事故の社会への影響
●通信障害事故発生の公表の在り方

株式会社日経BP
堀 越  功 氏

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    【オンライン限定開催】「ブルーカーボンへの取り組みの現状と展望」
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