マルチメディア推進フォーラム PART968【オンライン限定】
「これからのまちづくり」
~持続的な社会の実現に向けた都市デザインとは~」
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開催日 | 2025年2月5日(水) 13時00分~17時00分 |
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場所 | オンライン限定 |
受講料 | 53,680円 (消費税込) |
趣旨・論点
●社会課題可決を見据えたまちづくりへのチャレンジの現在地(事例)●これからのまちづくりの課題と求められる視点
●有識者コラボレーションによる更なる発想の拡大・転換
人口減少、首都圏への一極集中、環境問題等、日本の抱える課題はこれからのまちのあり方を大きく変容させつつある。従前からそれらに対するソリューションとしてコンパクトシティ化、データやデジタルサービス等のICTの利活用や住民参加のためのコミュニティづくり等、様々なアプローチが試みられてきた。住民を主体としつつも社会課題に向き合いながら包摂的に取り組むまちづくりの現在地はどうなっていて、今後どこに向かうのか。今後のまちづくりに必要なコンセプトを掲げ現場での実装に取組む有識者を交えてその展望について議論する。
スケジュール
各講演最後に質疑応答を設けてあります。
- 「趣旨説明」
- 東京大学大学院
工学系研究科 電気系工学専攻
教授
森 川 博 之 氏
- 「これからのまちづくりのトレンドと課題 ~地区を舞台とするスマートシティと地域の経営~」
- ●スマートシティの意義を考える:スマートシティは、まちづくりに何をもたらしたのか、もたらすのか。
●米国と我が国の最近の都市開発のモデルと都市デザインの方向性:米国ボストンのInnovation Districtと柏の葉スマートシティの取組
●我が国のポストSociety 5.0のスマートシティの方向性と地区のタイプ
●魅力的な公共空間と高度なデジタルサービスの導入にもとづく地区スケールの都市デザインに求められる方法論と専門性
●地域の担い手の育成と組織体制づくりから地域の経営へ
- 一般社団法人UDCイニシアティブ 代表理事
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授
出 口 敦 氏
- 一般社団法人UDCイニシアティブ 代表理事
- 「公民連携のまちづくりの今とこれから」
- ●なぜ公民連携が必要なのか
人口減少に伴う公共サービスのシュリンク&
それに伴う地方都市の負のスパイラル
●パブリックな価値を持つプロジェクトを民間事業化(収益事業化)して
自走させる
●自走化のための検証活動として社会実験を行う
社会実験はイベントではない。検証データを集める活動)
- ネイバース株式会社 代表取締役
東京大学大学院 特任研究員
尾 﨑 信 氏
- ネイバース株式会社 代表取締役
- 「滞留空間をいきいきとした!交流ステーションに」
- ●既存の往来のある場の広場化
●地域の宝を眺められる居場所の創造
●深い軒下の価値、隣接開口部のデザイン
- ひと・ネットワーククリエイター/広場ニスト
山 下 裕 子 氏
- ひと・ネットワーククリエイター/広場ニスト
(休憩)
- 「ローカル社会基盤のブランディング」
- ●都市部との関係性を持ちつつ各地域の文化・歴史・社会的文脈が果たす役割が重要な時代において、ローカル社会の基盤が持つ独自性や価値を見直し、持続可能な方法で発展させるためのブランディングが必要となっている。
●グローバル規模での地域間交流(インターローカリティー)においては、単なるグローバル化とは異なり、未来を共創するために互いの考えや文化、経済、環境、社会などのつながりを含めた共有のための考え方がある。
●多層的で双方向的な交流を重視しつつローカル社会基盤の価値を再解釈し、物事の起点からブランディングへと育て持続可能な発展のためアイデアを探る。
- graf代表
京都造形芸術大学 教授
服 部 滋 樹 氏
- graf代表
- パネルディスカッション
- ●公民連携のあり方
●都市のデザインとブランディング
●まちづくりへの更なるチャレンジに向けて必要なこと
- モデレーター
東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻 教授 森 川 博 之 氏
パネリスト
ネイバース株式会社 代表取締役 東京大学大学院 特任研究員 尾 﨑 信 氏
ひと・ネットワーククリエイター/広場ニスト 山 下 裕 子 氏
graf代表 京都造形芸術大学 教授 服 部 滋 樹 氏
- モデレーター