マルチメディア推進フォーラム PART964【オンライン限定】
「HAPS(High Altitude Platform Station)によるモバイル通信の展望」
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開催日 | 2024年11月28日(木) 13時00分~16時45分 |
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場所 | オンライン限定 |
受講料 | 53,900円 (消費税込) |
趣旨・論点
●HAPS●NTN(Non-Terrestrial Network)
●成層圏無線プラットフォーム
●HAPS Alliance
●NTT C89
地上20km辺りの成層圏に滞在する無人飛行体にスマホなどモバイル端末が直接アクセスして、通信サービスを利用するHAPS(High Altitude Platform Station)の実用化に向けた準備が進んでいる。NTTの宇宙ビジネスブランド「NTT C89」の中にHAPSが盛り込まれ、Space Compassを核として2026年サービス開始を目指した技術開発や制度整備を目指した活動を進めている。一方、ソフトバンクは要素技術の開発を進めると同時に、HAPS Allianceなどでの国際的な運用ルール作りやWRCでのHAPS用周波数確保の活動を進めている。
HAPSに関する研究は1990年代から始まり、日本でも情報通信研究機構(NICT)が「成層圏無線プラットフォーム」プロジェクトでソーラープレーンによる3G通信の実証実験などを行ったという経緯がある。現在も、HAPSを用いた通信サービスの検討や技術開発は日本が世界をリードしている。そこで、本フォーラムではこれまでのHAPSへの取組みと商用化の展望、HAPSを利用したモバイル通信の実現の仕方、技術課題と解決策などについて論ずる。
(座長)
上智大学 理工学部 客員教授 服 部 武
スケジュール
各講演最後に質疑応答を設けてあります。
- (ご挨拶)
- 上智大学 理工学部 客員教授
服 部 武 氏
- 「成層圏無線プラットフォームの研究と成果」
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●成層圏無線プラットフォームの研究の経緯
●技術課題と解決策
●ソーラープレーンによる実証実験
●定点滞空飛行試験
●研究成果とHAPS実用化への教訓
- 国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)
宇宙通信システム研究室
室長
辻 宏 之 氏
- 国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)
(休憩)
- 「HAPS実用化に向けた研究開発」
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●HAPSによる通信サービスの位置づけ
●HAPS通信の技術課題と解決策
●Zephyrによるモバイル通信サービス
●6Gに向けたHAPSの進化
- 株式会社NTTドコモ R&Dイノベーション本部
6Gテック部 NTN技術
担当部長
森 広 芳 文 氏
- 株式会社NTTドコモ R&Dイノベーション本部
(休憩)
- 「HAPS実用化に向けた国際標準化活動」
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●ソフトバンクのHAPS/NTNへの取組み
●WRC-23でのHAPS IMT基地局(HIBS)向け周波数特定
●IMT-2030(6G)無線インタフェース開発に向けた取組み
- ソフトバンク株式会社
渉外本部 電波政策統括室 電波企画部
標準推進課 課長
坂 田 研太郎 氏
- ソフトバンク株式会社