マルチメディア推進フォーラム PART960【オンライン限定】
「データセントリックな時代に向けたネットワークマネジメントの研究開発の動向」
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開催日 | 2024年10月4日(金) 13時00分~16時50分 |
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場所 | オンライン限定 |
受講料 | 52,370円 (消費税込) |
趣旨・論点
●ネットワーク管理におけるAIの活用●インテント駆動型のネットワーク管理
●コンピューティングとネットワークの融合の進展
データセントリックな社会の到来により、ICTの運用管理は変革期を迎えようとしています。データ量の爆発的な増加と共に、ネットワークの複雑さが増し、従来の管理手法では対応が困難な局面が顕在化しています。これに加えて、クラウドやエッジコンピューティングの普及により、リソースの分散化が進んでおり、統合的な管理が求められるようになっています。このような状況下で、AIや大規模言語モデル(LLM)を活用した新たな管理手法が注目を集めています。インテント駆動型のアプローチは、運用者の意図を理解し自律的に最適化を行うための鍵となる技術とされています。本フォーラムでは、これらの技術がどのようにICTの運用管理を変革し、データセントリックな時代に対応したネットワークマネジメントの新しいアプローチを探ります。
まず、AIを活用したICTの運用管理全般について展望します。 AI技術がどのようにしてネットワーク運用を高度化し、予測分析や自動化を通じてシステム全体の効率を向上させるかについて紹介します。特に、障害予知やパフォーマンス最適化など、AIが運用管理に与える具体的な影響を探りながら、その実装における課題と事例を共有します。
続いて、インテント駆動型ネットワーク管理と大規模言語モデル(LLM)の活用について議論します。インテント駆動型のアプローチは、運用者の意図を理解し、それに基づいて自律的にネットワークを最適化する手法です。LLMがインテントの正確な理解と自然言語による運用指示の自動化にどのように寄与するかが議論します。
最後に、コンピューティングとネットワークの統合管理に焦点を当てます。データの爆発的増加に伴い、クラウドやエッジコンピューティングとの連携が不可欠となっている現状を踏まえ、これらの異なるコンピューティングリソースを効率的に統合し管理する方法を探ります。
本フォーラムを通じて、データセントリックな時代に対応したネットワーク管理の最新技術とその実践的応用について、包括的かつ多角的な視点から議論することで、今後のICT運用管理における重要な知見と指針を探求します。
(座長-総合司会)
東京大学 名誉教授 齊 藤 忠 夫
スケジュール
各講演最後に質疑応答を設けてあります。
- (基調講演)「データセントリックな時代に向けたネットワークマネジメント」
- ●ICTシステムのマネジメントの歴史
●コンピューティングとネットワークの融合
●6Gに向けて
- 東京大学 名誉教授
齊 藤 忠 夫 氏
- 東京大学 名誉教授
- 「ネットワーク管理におけるAIの活用」
- ●AIを活用した運用監視と故障予知
●機械学習とデータアナリティクスを用いたICTインフラの最適化
●AIによる運用管理の実装における課題
- 日本電信電話株式会社所
ネットワークサービスシステム研究所
通信トラヒック・品質・オペレーション研究プロジェクト
プロジェクトマネージャー
増 田 征 貴 氏
- 日本電信電話株式会社所
(休憩)
- 「インテント駆動型のネットワーク管理」
- ●運用者の意図を理解し自律的に最適化を行うインテント駆動型
●インテント駆動型ネットワーク管理の実装と課題
●大規模言語モデルの活用
- 日本電気株式会社
セキュアシステムプラットフォーム研究所
主幹研究員
黒 田 貴 之 氏
- 日本電気株式会社
(休憩)
- 「コンピューティングとネットワークの統合マネジメント」
- ●クラウドやエッジコンピューティングとの連携
●運用管理技術のキー技術
●6Gに向けたコンピューティングとネットワークの融合
- 富士通株式会社
6Gプラットフォーム研究戦略室
室長
野 村 祐 士 氏
- 富士通株式会社