マルチメディア推進フォーラム PART894【オンライン限定】
「非セルラー高精度ポジショニングの動向と展望」
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開催日 | 2022年08月31日(水) 13時00分~16時45分 |
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場所 | オンライン限定 |
受講料 | 54,010円 (消費税込) |
趣旨・論点
●移動体ポジショニングへの新たな要求条件● RTK(Real Time Kinematic)技術
● PPP(Precise Point Positioning)技術
● MBS(Metropolitan Beacon System)技術
● 地磁気を利用したポジショニング技術
モバイル端末の存在位置を特定するポジショニングについては、主にGPSなどのGNSSとセルラーネットワークの複数セルによる三角測量や在圏セル番号を利用する技術、WiFiやBluetoothのアクセスポイントを利用する技術が使われてきた。セルラーネットワークの利用については、5G NRの仕様の中でも測位精度を上げる仕組みが標準化されている。一方で、最近はGNSSをベースとして固定局(基準局)とモバイル端末の相対位置から測位を行うRTK(Real Time Kinematic)技術や、基準局を用いず搬送波位相を利用するPPP(Precise Point Positioning:高精度単独測位)技術、PPPとRTKを組合わせたPPP-RTK技術も開発されている。また、GNSSが利用できない屋内測位も行うことを目論み、地上局からGPSと同様なビーコン信号を発信するMBS(Metropolitan Beacon System)も登場して、ユースケースが広がってきている。屋内測位に関しては、従来から地磁気を利用した技術の可能性が示されてきたが、近年本技術も実用化の段階に達しつつある。そこで、これら様々な非セルラーモバイルポジショニング技術の開発状況とユースケースについて論ずる。
(座長)
上智大学 理工学部 客員教授 服 部 武
スケジュール
各講演最後に質疑応答を設けてあります。
- (開催趣旨説明)
- 上智大学 理工学部 客員教授
服 部 武 氏
- 「RTKポジショニング技術とユースケース」
- ●RTK技術の仕組み
●RTK実用化の現状
●RTKによるポジショニングのユースケース
●RTKの技術課題
●今後のRTKの進化の可能性
- ソフトバンク株式会社 テクノロジーユニット
サービス企画技術本部 コアソリューション企画開発統括部
測位ソリューション部 部長
花 井 祥 太 氏
- ソフトバンク株式会社 テクノロジーユニット
(休憩)
- 「PPPソリューションの機能と適用事例」
- ●PPP技術の仕組み
●Atlas (グローバル補正情報サービス)の特徴と利用分野
●PPPインフラ:衛星サービスエリアと放送周波数アップデート
●Atlasの精度と測位事例
●今後のPPP技術の進化
- 株式会社Unistrong Japan
取締役営業統括
José Briceño 氏
- 株式会社Unistrong Japan
(休憩)
- 「MBSポジショニング技術とユースケース」
- ●MBS技術の仕組み
●米国の状況とユースケース
●周波数獲得に向けた活動状況
●MBSの精度検証の報告
●MBSの展開計画
- MetCom株式会社
取締役
荒 木 健 吉 氏
- MetCom株式会社