マルチメディア推進フォーラム PART888【オンライン限定】
「5G-Advancedが解き放つ5Gの真の可能性」
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開催日 | 2022年06月15日(水) 13時00分~17時00分 |
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場所 | オンライン限定 |
受講料 | 53,100円 (消費税込) |
趣旨・論点
●5G-Advanced標準化動向と実現のタイムライン●各機器ベンダの5G-Advancedビジョンとプライオリティ
●5G-Advanced要素技術
●通信事業者の視点からの5Gの進化と5G-Advancedの可能性
日本国内ではBeyond 5Gというキーワードで、実質的な6Gに向けた議論が加速されているが、標準化を中心にグローバル市場では5G-Advancedと呼ばれる5Gの高度化にも関心が集まっている。3GPP標準化上のタイムラインによると、Release18以降で仕様化が検討されている5G-Advancedに対応した初期の端末や通信システムは2025年頃から登場することが期待されており、6Gが本格的にサービスを開始する2030年前後までに少なくとも5年程度は5G-Advancedとしてのサービス寿命があることになる。
5G-Advancedは昨年末に大まかな検討の方向性について、3GPP標準化に貢献している主要な機器ベンダーや通信事業者などによって合意形成がなされているが、具体的な仕様化は今年の下半期に開始されることが見込まれているため、今の段階で各機器ベンダーや通信事業者の考えるビジョンやプライオリティを比較出来ることは、各社の特徴が垣間見えて大変意義深いものとなる。
5G-Advancedによる機能拡張により実現が期待される新たなユースケースとして、AR/VR/MRやクラウドゲーミングなどを含むXRサービス、センサー等のデバイスのRedCap対応、位置情報の更なる高精度化による産業オートメーション、GPSに代わって5Gが同期情報を提供することで可能となる銀行などのシステムの無線化などがある。
本セミナーでは、5G-Advancedによって実現が期待される新たな利用シーンやユースケースについて議論することで5Gの持つ課題を浮き彫りにすると共に、Beyond 5G/6Gとの比較なども交えつつ5G-Advancedの狙いや位置付け、可能性について理解を深めることを目的とする。
(座長)
上智大学 理工学部 客員教授 服 部 武
スケジュール
各講演最後に質疑応答を設けてあります。
- (ご挨拶)
- 上智大学 理工学部 客員教授
服 部 武 氏
- 「5Gサービスの現在と今後の展望そして5G-Advancedに対する期待」
- ●5Gサービスの現在と今後の展望
●5G-Advancedに向けたドコモの取り組み
●5G-Advancedに対する期待
- ㈱NTTドコモ 6G-IOWN推進部
アーキテクチャデザイン担当 担当部長
永 田 聡 氏
- ㈱NTTドコモ 6G-IOWN推進部
- 「5G-Advancedに対する期待とノキアの取り組み」
- ●2025年代のモバイルネットワークと価値観の変化
●3GPP標準化のタイムライン
●ノキアが考える5G-Advancedのビジョンとプライオリティ
●5G-Advancedと代表的なユースケース
- ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社
最高技術責任者(CTO)
柳 橋 達 也 氏
- ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社
(休憩)
- 「5G-Advanced標準化とハイライト」
- ●3GPPにおける5G-Advanced標準化ロードマップ
●エリクソンが注目する5G-Advanced標準化項目
―(マルチアンテナ)無線高度化
― VR/ARのサポート
― 5GマッシブIoT
― サステナビリティとネットワーク省エネ
― 標準化におけるAI/MLのサポート
- Ericsson Reserch,
3GPP RAN Coordinator
Christian Hoymann 氏
- Ericsson Reserch,
- 「5G-Advancedに対する期待とNECの取り組み」
- ●5Gから5G Advanced、そしてBeyond 5Gへ
●NECが考える5G-Advancedのビジョンとプライオリティ
●5G-Advancedに向けたNECの取り組み
●5G Advancedの代表的なユースケース
- NEC
vRAN事業統括部
シニアプロフェッショナル
林 暁 秋
- NEC