マルチメディア推進フォーラム PART886【オンライン限定】
「水中高速通信の技術とアプリケーション」
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開催日 | 2022年05月26日(木) 13時00分~16時40分 |
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場所 | オンライン限定 |
受講料 | 54,020円 (消費税込) |
趣旨・論点
●水中高速通信のニーズ●超音波を利用した水中高速通信
●可視光を利用した水中高速通信
●水中高速通信のユースケース
●水中ワイヤレスドローンの可能性
●水中高速通信の生物への影響
水中では電波の吸収減衰が大きく遠くまで届かないため、電波を利用することは困難である。そこで、水中での減衰が比較的小さい音波や可視光、レーザーを利用した無線通信の検討が進んでいる。例えば、従来の音波通信では数10kbps程度が限界であったが、最近では超音波を利用したMIMOにより数10メートルの距離で数Mbps程度までの速度を実現する可能性が出てきている。一方で、水中可視光通信についても研究が進んでおり、100メートルの距離で1Gbps程度の速度を実現できる可能性が出てきている。水中高速通信は、モバイル通信のカバレッジを拡張するという観点からBeyond 5Gにおいても重要な技術となる。そこで、本フォーラムでは超音波や光を利用した水中高速無線通信の実用化に向けた取り組み、それらを利用したユース・ケース、Beyond 5Gへ向けた展望などについて議論してもらう。
(座長)
上智大学 理工学部 客員教授 服 部 武
スケジュール
各講演最後に質疑応答を設けてあります。
- (開催趣旨説明)
- 上智大学 理工学部 客員教授
服 部 武 氏
- 「水中高速通信技術と展望」
- ●水中高速通信のニーズ
●水中高速通信技術と比較
●半導体レーザーを用いる水中高速通信技術
●水中高速通信で期待されるユースケース
●水中高速通信の将来
- 国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
研究プラットフォーム運用開発部門
技術開発部 次長
吉 田 弘 氏
- 国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
- 「超音波を利用した水中高速通信技術とアプリケーション」
- ●超音波の水中での伝搬特性
●超音波MIMOと時空間等化技術
●超音波水中高速通信の特性
●水中高速通信のユースケース
●Beyond 5Gにおける水中超音波高速通信の可能性
- NTT未来ねっと研究所
波動伝搬研究部
主任研究員
藤 野 洋 輔 氏
- NTT未来ねっと研究所
(休憩)
- 「可視光を利用した水中高速通信技術とアプリケーション」
- ●ALAN(Aqua Local Area Network)コンソーシアム
●可視光による水中高速通信技術
●可視光水中高速通信の特性
●水中高速通信のユースケース
●水中可視光高速通信の将来
- ALANコンソーシアム代表
株式会社トリマティス
代表取締役CEO
島 田 雄 史 氏
- ALANコンソーシアム代表
- 「水中通信の実用化に向けた取り組み」
~海中経済圏・生活圏の実現に向けて~ - ●海底探査ロボットの開発と運用
●青色LEDによる水中高速通信技術のPoC
●水空合体ドローンの開発
●水中青色LED高速通信のユースケース
●水中青色LED高速通信の将来(技術開発への期待)
- 株式会社KDDI総合研究所
atelierデザイン部門
ライフスタイル・プロジェクト1グループ
コアリサーチャー
西 谷 明 彦 氏
- 株式会社KDDI総合研究所