マルチメディア推進フォーラム PART874【オンライン限定】
「反射板を用いたモバイルネットワークのカバレッジ拡張」
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開催日 | 2022年01月19日(水) 13時00分~16時55分 |
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場所 | オンライン限定 |
受講料 | 54,020円 (消費税込) |
趣旨・論点
●高周波無線におけるカバレッジの課題●インテリジェント反射板の技術開発
●メタマテリアル/メタサーフェス反射板
●メタサーフェスレンズによる屋内カバレッジ拡張
●AI/MLによるカバレッジ最適化
●Beyond 5Gにおけるカバレッジ展開
5G及び世界的に検討が始まったBeyond 5Gにおいては、主にミリ波及びより高い帯域で広帯域の無線リソースを利用することにより、非常に高いスループットを実現することが一つの特長となる。このような高周波無線では、電波の直進性が高く障害物があると電波が遮られほとんど回り込まないため、基地局アンテナから見通し外の端末との通信は困難である。そこで、人為的に電波を反射させて障害物を回り込ませる反射板の利用がカバレッジを拡張する上で有力な手段となる。近年、メタマテリアルなどを利用して電波を任意の角度に反射させたり、動的に反射方向を変更するインテリジェント反射板技術が開発されており、今後これらがカバレッジ拡張に大きく貢献すると期待される。そこで、5G及びBeyond 5Gにおける反射板の開発、実用化状況について議論する。
(座長)
上智大学 理工学部 客員教授 服 部 武
スケジュール
各講演最後に質疑応答を設けてあります。
- (基調講演)
「5G及びBeyond 5Gにおける反射板の可能性」 - 上智大学 理工学部 客員教授
服 部 武 氏
- 「反射板を用いたモバイルカバレッジ拡張への取組み」
- ●KDDIの5Gとミリ波の展開
●高周波無線のカバレッジ対策
●透明メタサーフェス反射板の開発
●反射方向を電気的に変えられる液晶メタサーフェス反射板
●Beyond 5Gとカバレッジの課題
- 株式会社KDDI総合研究所
電波・周波数グループリーダー
天 野 良 晃 氏
- 株式会社KDDI総合研究所
- 「5Gカバレッジを拡張するミリ波反射板(リフレクトアレイ)の開発」
- ●DNPの事業分野・技術のご紹介
●リフレクトアレイの社会実装における想定課題
●DNPのリフレクトアレイコンセプト
●DNPのリフレクトアレイの特性
●利用シーンと今後の取り組み
- 大日本印刷株式会社
ファインオプロニクス事業部
新規事業開発本部 第2部 副部長
宮 崎 祐 一 氏
- 大日本印刷株式会社
(休憩)
- 「5Gエリア構築用反射板ソリューション」
- ●メタマテリアル反射板の構成
●反射板を利用するエリア構築
●コンサルから設計、施工までの相当ソリューション
●ローカル5Gにおける反射板の利用
●今後の展開
- 株式会社ミライト・ホールディングス
みらいビジネス推進部 担当部長
株式会社ミライト
みらい開発本部 フロンティアサービス推進本部 担当部長
高 橋 宏 寿 氏
- 株式会社ミライト・ホールディングス
- 「透明メタサーフェスレンズへの取組み」
- ●AGCにおける5Gの取組みについてのご紹介
●5G高周波帯での電波カバレッジの課題
●メタサーフェスレンズの開発
●メタサーフェスレンズの利用シーン
●今後の取組み
- AGC株式会社
技術本部
茂 木 健 氏
- AGC株式会社